子育てリーマンの不定期日記

日々の出来事や思ったことを徒然に綴るブログ

アダプティブラーニングとは?ICT技術が教育を変革

最近、教育について調べていると、
頻繁にアダプティブラーニングという言葉を
聞くようになりました。

ICT技術の進歩により、
教育も私たちが受けた時代とはだいぶ変わってきているようです。

このアダプティブラーニングについて少し調べてみたので、
簡単ですが、共有させて頂きます。

アダプティブラーニングとは?

アダプティブラーニングとは、
日本語に訳すと「適応学習」です。

簡単に言えば、従来型の授業のような
教室単位で一律となる教育スタイルではなく

個々の生徒の理解度や学習の進捗状況によって、
生徒ごとに学習内容や指導方法を最適化する教育手法

ということになります。

何故注目されているのか

この生徒一人ひとりに合わせた教育という考え方は、
特に新しいものではないと思います。

従来型の授業でも、すぐれた先生であれば、
意識的であれ無意識的であれ実施していたことだと思います。

しかし、ICT技術の進歩により、
このような生徒に合わせた教育というのを

より簡単に、より精度高く実施できるようになってきた

というのがポイントのようです。

先生からすれば、誰もが熟練の先生になれるし、
生徒からすれば、苦手を克服しながら効率よく学べる

ということになるのだと思います。

代表的な利用シーン

いろいろなケースがあると思いますが、
イメージを掴むために代表的な利用シーンを考えてみます。


まずは、先生から生徒に全員同じ確認テストを出します。
ここまでは従来と同じです。

ですが、当たり前のことですが、
生徒によって間違える箇所は様々です。

そこで、各生徒毎に間違えた箇所を中心とした復習問題を出します。
この復習問題が、各生徒へのオーダーメイド問題になる感じです。


上記の流れは、e-ラーニングの一環で行われることが多いかと思います。

  • 確認テストの自動採点
  • 各生徒に合わせた復習問題の自動作成

この辺りが、アダプティブラーニングのシステムで提供される機能です。
これによって、

先生の負荷を上げることなく、学習の質が高められる

というのがポイントなのかと感じました。

代表的な企業例

このように、ICT技術を教育に活用することを

EdTech(エドテック、Education Technology)

と言います。

アダプティブラーニングに関するEdTech企業には、
Knewton や すらら などがあり、徐々に増えてきているようです。

japan.knewton.com

surala.jp

Classiの動画が分かりやすい

ベネッセとソフトバンク合弁会社であるClassiも
アダプティブラーニングを組み込んだシステムを提供しています。

その紹介動画が分かりやすかったので共有します。
6分程度の動画なので、お時間がある時に見てみて下さい。

www.youtube.com

まとめ

アダプティブラーニングについて、
調べてみたことを簡単ですがまとめてみました。

ICT技術の進歩は早く、
私たちが受けた頃の教育と、
私たちの子供が受ける教育とでは、
だいぶ違ったスタイルになりそうだと感じました。

必ずしもいい面だけではないとは思うのですが、
子供が楽しく、効率的に学べるよう、
親としても最新事例などについてアンテナを高く張っていないとな~と思いました。