親になり、
子供にたくさん愛情を伝えたいと思いながら、
子育てをしていますが、実は、
親も子供からたくさんの愛情をもらっているということに
ふと気が付きました。
私はあまり自己肯定感が高くないです。
つい「自分なんか」と思ってしまいます。
自分に自信もありません。
そんな性格だったため、
友達はいるのですが、
どこか自分の殻に閉じこもってしまうというか、
心を解放した付き合いというのがちょっと苦手でした。
なんですが、
子供はいつも全力で気持ちを表現してくれます。
抱っこしたら、ぎゅっとしがみついてくれるし、
夜中に寂しくなったら、パパの布団に入ってきてくれます。
構って欲しかったら全力で泣いて、アピールしてくれます。
大好きを素直に表現してくれると、
こんな自分でも必要としてくれるんだ、と、
自分を少し認めてあげてもいいのかなという気持ちになります。
妻も先日、同じように感じたことがあったそうです。
娘がちょっと危ないことをしていたので、
「それは危ないよ。
失敗したら死んじゃうよ」
と注意したことがありました。
すると娘は
「しんじゃったらもうママにあえない？」
と不安そうに聞いてきたそうで、
「うん、そうだよ」
と答えると、素直に止めたことがありました。
妻はこの出来事から、
そんなにママを必要としてくれていたのかと
子供からの愛情の大きさに気づいたそうです。
子育てって与えるだけじゃないんですね。
与えてるだけと思ってしまうと、
子育てはとても辛く苦しいものになってしまうと思います。
でも、実際はそうではないですよね。
大変なことも多いですが、それ以上に、
親も子供から愛情と幸せな気持ちをたくさんもらっているんですね。
それに気づき、より一層、子供を愛おしく感じるようになりました。
