子育てリーマンの不定期日記

日々の出来事や思ったことを徒然に綴るブログ

子供の学芸会に、表現の原点を学ぶ

昨日は、子供の幼稚園で学芸会がありました。
年少~年長まで、各クラスがいくつかのグループに分かれて、
舞踊劇や演劇、演奏などを行いました。

衣装もけっこう凝っていて、
ハロウィンさながらという感じでしたが、
それ以上に、どのグループもすごくよく練習していて、
踊りも上手でしたし、セリフがある子も良く覚えていました。

その中でも、うちの子が出ていたグループは、
親によるひいき目もあり、一番良かったと思います(笑)

 

で、何が良かったか、なんですが、
とにかくみんなが楽しそうに踊ったり演技をしているんです。

 

当然のことながら、
踊りを間違えたりとかはたくさんありますし、
子供だから、失敗自体もかわいいというのもあるんですが、
みんなが楽んでいるのが伝わってきて、
見ている方も本当に楽しくなれるんですよね。

これが、なんか表現の原点だな~なんて感じてしまいました。

 

私は趣味でサックスをやっていて、
コンサート的なこともたまにやるのですが、
聴いている人に楽しんでもらうことができていないな~と感じることがけっこうあります。

その理由は、演奏でミスをしてしまったり、
自分の演奏が下手だからだと思っていたのですが、
今日の子供たちの演技を見ていて、
上手い下手以前に、自分が楽しんでいなかったからかな
と思いました。

本人が楽しんでいないものを、
聴いている人が楽しく感じるわけないですよね。

大人になるにつれて、
ミスをしたら恥ずかしいとか感じるようになり、
そんな余計なことを考えているせいで、
楽しむということができなくなっていたのかもしれません。

 

もちろんただ楽しければいいっていうわけではないです。
実際、子供たちもよく練習していました。
ちゃんとやってる上に、楽しさが乗ってるのがいいんだと思います。

 

子供のかわいい姿が見れたらいいな~
くらいの気持ちで行った学芸会でしたが、
思いがけず、自分の姿勢を見つめなおすいい機会になりました(笑)