怒る と 叱る は似ているようで違う。
子供からしてみればどちらも嫌なことで、
怒られても、叱られても、きっと大泣きすると思う。
でも、実は子供の感じ方は全く違うんじゃないかと思った。
よく言われることではあるが、
- 怒る・・・怒っている人の感情がそのまま表に出ている状態
- 叱る・・・相手(子供)を良い方向へ導こうとしている状態
という違いがあると思う。
つまり、自分のためなのか、相手のためなのか。
叱る の根底には愛情があるとも言えると思う。
怒る というと、怒鳴っているイメージがある。
叱る というと、諭しているというイメージがある。
どちらも子供からすれば、自分のやりたいことができなかったり、
やったことを否定されるわけだから、嫌な気持ちにはなると思う。
でも、その後の反応が違うような気がする。
怒られると、その後も事あるごとに反発するようになる。
反抗期かっていうくらい、何をするにも「いや~」って感じ。
だから、こちらもさらにイライラしてきて怒ってしまい悪循環。
叱られた後は、ぶすっとしたり、時には大泣きすることもあるけど、
なんでもかんでも反発するようにはなっていないように思う。
自分なりに、納得できている場合だけかもしれないけど。
だから、どうしてダメなのか理由をしっかり説明することが大切だと思う。
また、怒らないようにすると、何故かいうことも聞くようになる。
普段のびのびと好きなことをやれていることで、心に余裕ができるのだろうか。
そうなると、こちらの心にも余裕が出てきて好循環。
こうなってくると、怒る理由が無くなってくる。
叱るのは、危ないことや他の人に迷惑をかけるようなことをしたときだけ。
それも、別に怒鳴る必要もない。
本人が分かるまで、同じことを繰り返し諭していくだけ。
ここは根気がいるところではあるけど、子供のためを思って頑張る。
とまあ、怒らない子育てっていいな~と思っているわけですが、
そのためには、親が余裕を持って生活をすることが大切だと思います。
前にも似たようなことを書いた気がしますが、
時には諦めることも含めつつ、たくさん笑いながら過ごしていきたいですね。