昨日の話ですが、いつものように
ママが子供に絵本を読み聞かせてくれたのですが、
途中のワンシーンが怖かったらしく、
その後の夕食時に思い出して、大号泣することがありました。
読んでいたのは、
『もぐもぐ とんねる』という本です。
この本にはもぐらの家族が出てきます。
その家族には小さな子供がいるのですが、
大きくなってきたから、
そろそろ土の掘り方を教えてあげようという話になります。
ところが、その子は自立心があり、
自分はもう大きいから大丈夫と、
一人で土を掘り、家の外に出て行ってしまいます。
案の定、迷子になってしまい、
肝心の家に帰れなくなってしまいました。
そして、疲れ切り、お腹も空いてきてしまい、
暗い土の中でバタっと倒れてしまったのです。
しばらくは動けずにいましたが、
最終的にはママが作る美味しいご飯の匂いに気づき、
それを辿ることで、無事に家に帰ることができました。
このようなお話なのですが、
どうやら、途中でバタっと倒れるシーンから、
自分が迷子になってしまうところを想像して、
怖くなってしまったようです。
夕食中に、
「ひとりでバタってなるのこわいよ~!」
と突然の大泣き。
普段の怒った時の泣き方とは異なり、
過呼吸になりそうなくらいの号泣でした。
「バタってしたらママ、(自分のことを)見つけられないよ~!」
「ママだいすきだけど、(自分は)ママすぐに見つけられないよ~!」
と、必死に言葉にしていました。
かなり明確に、迷子になって
- ママに見つけてもらえない
- ママのことも見つけられない
という状況を想像して、不安になってしまったようでした。
今までにも絵本で怖い~となることはありましたが、
その状況を自分に当てはめて不安になり、
号泣するということは初めてのことだったと思います。
すごく怖がっているのがかわいそうでしたが、
想像力が付いてきたということを感じとても驚きました。
しっかりと抱きしめてあげながら、
「大丈夫、ママが絶対に見つけてあげるからね!」
と何度も伝えて、少しずつ落ち着いてきました。
もぐらのお話と同じように、
「おいしいご飯の匂いでもおうちは分かるよ~」
と言うと、か細い声で
「やきそば?」
とつぶやいたのには、つい笑ってしまいました^^;
最近よく焼きそば食べたいと言ってるな~とは
思っていましたが、そこまで好きだったとは(笑)
その日の寝るとき、
その日に限っては、
「パパはここでねてね」
と、自分の隣をあけてくれました。
一緒に布団に入り、川の字になって眠りにつきました^^