先日のクリスマスイブの日のこと。
じいじが子供にプレゼントをくれました。
それは、ボタンを押すだけで音が出るフルートのおもちゃでした。
そのプレゼントにした理由は二つあったと思います。
一つは、パパ(私)がサックスを吹いているということ。
もう一つは、いつも歌を歌っている感じで音楽が好きだということです。
そのプレゼントを見た時に、
「これでパパといっしょにれんしゅうにいけるね~」
と言ってくれました。
週末になると私は
「楽器の練習に行ってくるね~」
と言って出かけることが多いのですが、この一言から、
- 一緒に練習に行きたいって思ってたんだ~
というのと、
- 自分の楽器がないから練習に行けないって思ってたんだ~
というのが分かって、とても可愛く思いました。
大人になると素直な言葉ってなかなか出てきませんが、
子供の素直さってほんといいですよね。
それから、もう一つ。
こちらは可愛くも切なくなってしまった一言。
子供と一緒にメモ用紙に絵を描いて、
それをテープで貼るという遊びをしていた時のことです。
絵を描くのは子供、テープを剥がして切るのは私という役割分担でした。
ところが、私がちょっとママとお話をしていて
テープの準備が遅くなってしまった時に、
ふと見たら、子供が自分でテープを剥がしていました。
剥がすところを見つけるのが難しいので、
「よく自分で剥がせたね~」
と褒めたところ、とてもか細い声で、
「おはなししてたから・・・」
と言われてしまいました。
どうやらパパとママがお話してたのが寂しかったようです。
寂しい思いをさせてしまってごめんねと思いましたが、
ちょっといじけるというのも一つの成長かなと可愛らしく感じました。